人はゴールを設定すると、「現状というコンフォートゾーンのリアリティー」と「ゴールの世界につくられたコンフォートゾーンのリアリティー」という最低でも2つの潜在的リアリティーを持つことになります。そして、ゴールの方のリアリティーを圧倒的に高めればゴールの世界が選ばれ、それが現実になります。そのための方程式が、「I×V=R」です。Iはイメージ、Vは臨場感(ビビッドネス)、Rはリアリティーです。
抽象度の高いゴールを設定した場合、ゴールの世界をリアルにするのは難しいかもしれません。しかし、ゴール側のコンフォートゾーンにいる自分のセルフ・イメージがリアルになればOKです。ただし、その時の自分の姿は、きわめてリアルなものにしなければなりません。これがまさに、ルー・タイスの方法論であり、アファメーションがその中心的技術である理由です。