Coaching Tips 021: 未来に思考の基準を置く

ルー・タイスがよくあげるのは、スリー・タイム・フレームという概念です。過去、現在、未来のどこに思考の基準を置き物事を考えるかいうものです。
過去に思考の基準を置く人は、過去の出来事を語り、過去を基準に物事を考えます。人生の最盛期をすでに過ごし、未来に対しては悲観的で、現在は不平不満の対象でしかありません。
現在に思考の基準を置く人は、「今こうだから、明日もこうだ」と考えます。現状を維持しようとする意識が強く、来る日も来る日も同じことを繰り返すことになります。
未来に思考の基準を置く人は、未来を先見し、そのイメージをはっきりと持っています。未来のことであっても、すでに実現している、達成しているものとして現在形で語り、思考します。そのためゲシュタルトが働き、スコトーマが外れ、RASが働き必要な情報が流れ込み、イメージ通りの未来に自分を導きます。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

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