Coaching Tips 020: 自己充足的予言

Coaching_Tip

自己充足的予言という言葉があります。「今日はいい日になるぞ」と思うと悪いことに対するスコトーマが生まれ、悪いことが見えなくなるから、必ず「いい日」になります。ビジネスでも同じです。自分は年収1億円の人間だと思うと、1億円の稼ぎ方しか見えなくなります。実際は年収500万円であったとしても、500万円の稼ぎ方は見えなくなるため、1億円の稼ぎ方しか見えなくなります。それがまさしく、心が現実を作るということです。
最初に心が変化すると、そこにコンフォートゾーンが生まれ、有用なことからスコトーマが外れ、無用なことにスコトーマが生じます。そうすると無意識の行動が心の変化に合致する様に現実を導かざるを得ないということです。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 020: 自己充足的予言

Coaching Tips 019: 映像で思考し、思考が実現する

Coaching_Tip

私たち人間は映像で思考します。そしてその思考に基づいて目標に向かって進みます。人は映像を基点として思考が実現する様に行動します。すべての事は、まず自分の中のイメージとして始まり、それが現実世界に広がっていくのです。
ゴールを達成しようとするなら現在のコントロールすることが鍵です。例えば心配性の人が「こうなってほしくない」ことばかり考えています。すると「こうなってほしくない」事態に嵌ってしまいます。それは現在の思考が未来を決定するからです。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 019: 映像で思考し、思考が実現する

Coaching Tips 018: I×V=R

Coaching_Tip

人はゴールを設定すると、「現状というコンフォートゾーンのリアリティー」と「ゴールの世界につくられたコンフォートゾーンのリアリティー」という最低でも2つの潜在的リアリティーを持つことになります。そして、ゴールの方のリアリティーを圧倒的に高めればゴールの世界が選ばれ、それが現実になります。そのための方程式が、「I×V=R」です。Iはイメージ、Vは臨場感(ビビッドネス)、Rはリアリティーです。
抽象度の高いゴールを設定した場合、ゴールの世界をリアルにするのは難しいかもしれません。しかし、ゴール側のコンフォートゾーンにいる自分のセルフ・イメージがリアルになればOKです。ただし、その時の自分の姿は、きわめてリアルなものにしなければなりません。これがまさに、ルー・タイスの方法論であり、アファメーションがその中心的技術である理由です。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 018: I×V=R

Coaching Tips 017: ゴールは現状の外側に設定する

Coaching_Tip

ゴールは従来のコンフォートゾーンの外側に設定しなければなりません。そうでないと、設定したゴールが現状のスコトーマを強化してしまいます。より高いゴールを設定し、ゴールの世界にリアリティを感じると、エネルギーと創造性を生み出して、今まで行ってこなかった行動を起こしてくれます。
現状のコンフォートゾーンとは、単に今の事を指すのではなく、今の延長線上にある将来のことも含みます。今の延長線上にある「理想的な現状」も含まれます。数値で表される目標も現状から見えるゴールである可能性が高いと言えます。現状の内側にゴールを設定してしまった場合は、ためらわずにゴールを見直しましょう。そうでないと、ゴールを設定したことで、何もしないよりも悪い結果を生み出ししまうかもしれません。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 017: ゴールは現状の外側に設定する

Coaching Tips 016: ゲシュタルトはリアルな方が選ばれる

Coaching_Tip

ゲシュタルト心理学では、人間は外部の情報が内部のリアリティーに一致する様に秩序を求めます。この秩序を回復しようとするエネルギーは、外部の情報と内部のリアリティーの差が大きいほど強くなります。
現状のコンフォートゾーンとゴールの世界のコンフォートゾーンでリアリティの強い方のゲシュタルトが選ばれるのです。
ゴールの抽象度が高い場合、ゴール自体のリアリティーを高めることは難しくなります。抽象度の高いゴールの場合、自分がゴールを達成する能力のある人間である、というリアリティーを作ります。
マインドにはエネルギーや創造性が向かう方法が必要です。そのためには強固なイメージが必要で、アファメーションとビジュアライゼーションを活用することが効果的です。
ゴールに近づくとテンションが下がるので、ゴールが達成されそうだと思ったら、新しいゴールを設定します。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 016: ゲシュタルトはリアルな方が選ばれる

Coaching Tips 015: 高いパフォーマンスはコンフォートゾーンで生まれる

Coaching_Tip

人が高いパフォーマンスを示すのはコンフォートゾーンにいる時です。この時に何か問題が出て来ても創造亭無意識が勝手に解決してくれます。コンフォートゾーンの内側と外側の違いは、ホームとアウェイの違いに似ています。人はホームでは抽象度の高い前頭前野優位で判断を行うことが出来て、アウェイでは抽象度の高い判断が出来なくなり、偏桃体優位の反射的行動を取るようになります。これは生物が種の保存のために身に着けた仕組みです。現在の社会において人が生物的に危険な状態におかれることは殆どありません。アウェイであっても抽象的な思考が出来るように、アウェイをコンフォートゾーンの内側に入れることが重要です。そのためには、セルフ・トークのコントロールと、アファメーション、ビジュアライゼーションでコンフォートゾーンを広げつ事が効果的です。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 015: 高いパフォーマンスはコンフォートゾーンで生まれる

Coaching Tips 014: セルフ・トークの4ステップ

Coaching_Tip

セルフ・トークには、4つの段階があります。自分が望む未来を実現するには、第1段階から第3段階を経て、第4段階に到達しなければなりません。
第1段階「無理だ」「出来るわけがない」というあきらめ
第2段階「~すべきだ」「~出会ったらいいなぁ」という目的論的なもの
第3段階「もうこんなことはやめよう」「こんな状態から抜け出そう」という誓い
第4段階「次はこうする」「明日はこうありたい」という、単なる願望ではなく、新しい次元に向けたリアリティをもつ未来
第4段階に到達すると、あなたのゴールに向けたRASがオープンになり、スコトーマが外れます。
迷った時に誰の言うことを聞けば良いか?それはプロのコーチです。プロのコーチ以外は全員がドリームキラーです。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 014: セルフ・トークの4ステップ

Coaching Tips 013: ドリームキラーの話を聞かないこと

Coaching_Tip

セルフ・トークがセルフ・イメージを決め、セルフ・イメージがコンフォートゾーンを決めます。もともと人は、最初からセルフ・トークを作るのではありません。他人から言われたことを取り込んで自分のセルフ・トークにするのです。
あなたに何かを言う相手は、現在までのあなたの過去に基づいて話をしているのであり、あなたの未来を知って話しているわけではありません。彼らが下す客観的な評価と結論は、現状を把握する目安にはなりますが、実はその人たちはすべてドリームキラーです。現状の延長線上の未来に縛られ、コンフォートゾーンを低下させることになってしまうからです。
大切なのは自分が望む未来に焦点を合わせて、セルフ・トークをコントロールすることが、高い効果を生むということです。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 013: ドリームキラーの話を聞かないこと

Coaching Tips 012: コンフォートゾーンはセルフ・イメージが決める

Coaching_Tip

自分がコンフォートゾーンから外れていると感じると、人は落ち着かなくなり実力を発揮できなくなります。常に人は自分がコンフォートソーンの中に納まるように、無意識のレベルで自己制御機能を働かせているのです。
そしてコンフォートゾーンを決めているのはセルフ・イメージです。コンフォートゾーンの制約を離れて潜在能力を発揮するためには、セルフ・イメージのレベルを上げて行くことが必要です。
そのためには、アファメーションやセルフ・トーク、ビジュアライゼーションを通じて、今の自分よりもはるかに高いゴールの世界の自分に、強いリアリティを持たせることが重要です。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 012: コンフォートゾーンはセルフ・イメージが決める

Coaching Tips 011: セルフ・トークをコントロールする

Coaching_Tip

セルフ・トークとは、自分の中で内省的に言ってしまう独り言です。そしてそれには「ワーズ、ピクチャー、エモーション」が付随しています。過去に失敗した時を思い出して「しまった」とセルフ・トークをすると、脳内ではあたかもその失敗をもう一度体験したと同じような臨場感が生まれます。セルフ・トークを何度も繰り返すと、それがセルフ・イメージを作り、自我に取り込まれます。他人の意見も何度も繰り返し聞かされると、「確かにそうかもしれない」というセルフ・トークを生み、ブリーフシステムに取り込まれ、自我を形成します。
それはネガティブな内容ほど記憶に残りやすいのでセルフ・トークの大半はネガティブな内容です。その意味で、目の前に見えている現実世界は失敗の結果であると言えます。だからこそ、失敗の結果から抜け出すことが大変なのです。
したがって、私たちはセルフ・トークをコントロールすることが大切です。これがマインドを変える原則の1つです。ネガティブなセルフ・トークをやめましょう。正しいセルフ・トークをして新しいセルフ・イメージを作り、コンフォートゾーンを変えましょう。コンフォートゾーンが変わると、RASのフィルターが変わり、今まで見えなかったものが見えてきます。

苫米地英人著「コンフォートゾーンの作り方」より

TPIEについてはこちら

Coaching Tips 011: セルフ・トークをコントロールする